PCI Express搭載Dell 8400

遂に私の愛機Dell Dimension8250の後継も新しい機能が搭載される。8300への変更は単なるクロックスピードのアップレベルであったが、今回の8400はちょいと違う。新機能をいち早く搭載するDellであるが、遂に新バス規格PCI Express (PCIエクスプレス。PCI E)が搭載された。まだ、現行のPCIとのミックスではあるがPCI E×1, PCI E×16を搭載している。
では、PCI Eとはなにかというと、次世代の拡張機器向けバス規格で、ギガビットイーサなど、PCIのデータ転送速度の限界に迫る超高速機器でも余裕で対応できるデータ転送能力を備えている。しかし、AGPPCIとの互換性はないため、それらを使用するにはブリッジチップが必要となる。
PCI Eは、一方通行のバスを2本、双方向分備え、これを『レーン』と呼び、PCI Eの最小単位となる。
PCI E×1が、従来のPCIに置き換わる規格で、AGPに置き換わるのはPCI E×16になっていくようだ。

データ転送速度の比較を書くと
PCI E×1: 500MB/秒
PCI E×16: 8GB/秒
PCI: 133MB/秒 (32ビット、33MHz)
AGP: 2.13GB/秒 (8×)

と格段に速くなる。
ATIは、今夏PCI E対応のRADEONを7モデル出してくるらしい。グラフィック能力の向上によって、もっとすごいグラフィックのゲームが出てくるのだろうか(私はゲームしないので関係ないが、、)?